音楽素材屋さんの話。

著/遥 彼方


 はい。音楽素材屋さん、です。
 ここまでの記事の方では主に、写真やイラストなどの画像素材を扱った素材屋さんを紹介させて頂きました。しかしWeb上には他にもいろいろな素材屋さんがありまして、その中には「音楽素材」を扱っている所もあるわけです。ここでは、紙面では紹介しきれなかったその辺りの事について、少しだけ書かせて頂こうと思います。
 
 音楽素材の多くは、オリジナルの楽曲や、著作権の切れたクラシック楽曲(作曲者の死後、五十年以上が経過しているもの)のMIDIファイルです。mp3等もたまにありますが、現在はやはりMIDIが主流のようです。主に自主製作のゲームやWebページのBGM用に配布されていますので、例えば小説のバックに音楽を流してみたりとか、そういう事が出来るわけです。
 時々J-pop等のMIDIを素材として配布している所もありますが、こちらは著作権法上問題がありますので、残念ですが利用しないほうが良いでしょう。洋楽の場合も同様です。

 オリジナルMIDIの中には、時々、商業ベースに載っているものにひけを取らないくらい上質な、あるいはそれ以上のちょっと惚れ惚れするようなものがあったりします。例えばこちらの「雑音空間」(http://k2works.com/nerve/)では、百曲を超える音楽素材を配布されていますが、どれも非常に完成度が高く、また耳に馴染みやすいものです。特にロック、クラシック系がもう……半端じゃないです。
 丁寧なジャンル分けが為され、検索システムも充実しているので、楽曲を簡単に探すことが出来ます。
 クラシックMIDIをお探しの方には、「ノクターン」(http://nocturne.vis.ne.jp/)がお勧めです。バッハやモーツァルト、ベートーベンなどの有名どころから、「ローレライ」などのちょっとだけマイナなものまで、上質のクラシックMIDIがどっさり二四〇曲以上そろっています。(「だったん人の踊り」なんて置いているの、こちらぐらいではないでしょうか?)ちなみにサティも豊富です。CDを買う余裕がないからと、ジムノペディをここで落としてへヴィーローテーションしていたのは私です。
 もちろんここに挙げた二つのサイト様の他にも、素敵な音楽素材屋さんはまだまだ沢山あります。
 お好みの音楽素材を探して、Webの海を彷徨ってみるのも楽しいのではないでしょうか。
 
 最後に、WebページにMIDIを埋め込む為の簡単なタグを紹介します。

<embed src="***.mid(任意のMIDIファイル名)"
 border="任意の数字(操作パネルの、周囲の線の太さ)"
 width="任意の数字(操作パネルの横幅)"
 height="任意の数字(高さ)"
 autostart="TRUE or FALSE(自動再生の可否)"
 repeat="TRUE or FALSE or 任意の数字(連続再生の可否、数値を指定すれば回数指定)"
 loop="TRUE or FALSE(連続再生の可否)">

 こんな感じのタグを、HTMLソースのからの間のどこでもお好きな所へ書き込んでみてください。メディア・プレイヤーの操作パネルが表示され、BGMが流れるようになるはずです。余談ですが、同じタグでmp3ファイルや映像も埋め込めたりします。
 では、この辺りで……。
 特集と共に、この小さなコラムが、少しでもあなたのお役に立てましたら幸いです。

| トラックバック (0) | コメント (0)

この作品をはてなブックマークに追加はてなブックマークで感想を書く