◆ 編集後記 ◆

 どうも、副編集長のイサイです。今号では一身上の都合により、一時編集サイドからリタイアしてしまい、回廊編集部の皆様にはご迷惑をかけてしまいました。反省。何のかんので編集会議やその他の編集作業には、無事参加できましたが。
 さて回廊も三周年を越し、発刊ペースもあがって、執筆者・編集者ともに参加メンバーが『オンライン文芸マガジン』に慣れてきたな、という手ごたえが出てまいりました。十二号編集会議でのシンクロ率高き話の纏まりっぷりなどは、今回限りかもしれませんが、やはりそう思ってしまう。
 馴れは安心を呼び、安心は時として停滞を呼びます。が、回廊は安心より安定を得て、新たな地平の開拓へと進むでしょう。慣れたからこそ、挑戦への余裕も出るというものです。良きにしろ悪しきにしろ、これからの回廊がどうなるか──それは私にも分かりませんけれど。
 これからも『回廊』に、少しでも多くの読者様がついてきてくださったら、幸いでございます。それではまた、次号でお会いしましょう。

副編集長 六門イサイ




 どうも、このところ目を酷使しすぎて、瞼がまばたきを忘れがちの副編集長です。
 などと書くと『回廊』の作業が過酷に見え、編集者のなり手が減りそうですが、今回は作家としても参加しましたので、少し作業が多めでした。みなさんも目は大切に。『回廊』を読むときは、部屋を明るくして、なるべく画面と顔の距離を開けて読んでください。それでは、また次回。

副編集長 恵久地健一




 遥彼方です。
 今回、はじめて、三作の小説作品の編集を担当させていただきました。作者の方の想いと、自分の感覚(主に、私ならこうするのに! という)とのバランスを取るのは、思ったよりも難しいことでした……。読み込みの至らない点も多々ありましたが、非常に刺激的なお仕事でした。出来れば、もっと続けたいなと思います。
 読者の方のご感想も、ぜひにぜひに、お寄せください。編集者としても、お待ちしております。

編集班第一特集部門担当 遥 彼方




 今回は第二特集「ぐるぐる回る超短編」を担当したのですが、参加してくださった方々の才気溢れる超短編が揃ったと感動する次第です。企画は大成功を収めたと自負しております。参加者の皆様、本当にありがとうございました。
 また、今回は作家として初めて自作の短編小説が載るというある意味記念すべき号になったわけですが、こちらの方はどうでもいいですかそうですか。それでもちょっとした感想でもいただけたらなと少しだけ思っていたり。
 それでは皆様、また次号で。

編集班第二特集部門長 水池 亘




 活字アレルギーがひどくて編集後記でさえ書くのが億劫な痛田三です。そこで医者に抗アレルギー剤(ヒスタミンH1拮抗薬)を処方してもらったところ、○○の×が△△をおこして散々な目に合いました。副作用って怖っ。
 そんなたわ言はともかく、今回も超短編の編集(第二特集以外)を担当しました。超短編部門員となってから、もう三号目となりますが、まだまだですね。精進あるのみです。さしあたっては、この活字アレルギーをどうにかするところから始めていこうかと……漢方あたりで。

編集班超短編副部門長 痛田 三




 ついにインデザインを買いましたが、何をすれば良いのか右往左往しています(近況)。
 じつは、今号で回廊における校正について述べようと思っていたのですが、作者都合により休載(というか無かったこと)になりました。謹んでお詫び申し上げます。

校正班長・制作班PDF部門員 もにょ




 校正班とPDF班で働きました。遠野浩十です。新しく買ったソフトの使い方に悪戦苦闘しています。これが使いこなせるようになれば、作業ももっと楽しくなるような気がします。まだまだ未熟者なので、これから頑張っていこうと思います。

校正班副班長・制作班PDF部門員 遠野浩十




 これを書いている今(七月末現在)、未だに梅雨が明けない地方に住んでいる踝です。
 昨年までは僕と古井さんでひーひー言っていた制作班ですが、メンバも増え、分業制もすすみ、相変わらずひーひー言っております……あれ?
 ちゃんとやってんのかよお前、と色々お叱りを受けそうですが、そう言うところは甘受して、少しでも皆様の手にとってもらいやすい〝雑誌〟に出来たらなぁ、と常日頃考えております。その為にも、読者の皆様の貴重なご意見が必要です。内容に限らず、デザインや誌面についても、忌憚なきご意見をいただけたら幸いに思います。

制作班長 踝 祐吾




 今号より下の名前が付きました、フルイ・アラタですよろしく。
 今回、InDesignチームによる分業体制の確立と銘打って、楽をさせていただく予定でしたが、各人が作ったファイルを統合する作業が思ったより面倒で、やっぱりいつものようにガチガチ作業しております。
 編集段階で、制作が楽になるようにある程度のテンプレート化を行うよう指示しているため、単純に見られる紙面にするだけならInDesignで行う作業はそう多くありません。古井が試行錯誤して作るフォーマットもあるわけですからね? しかし、魅せる紙面にするためには、それ以上のことを自分で考えてやる必要があります。今回はそこまで要求していませんし、ページ数の制限が厳しい偶数号ではなかなか難しいところではあります。今号で基礎を学んだInDesignチームが、次号どういった仕事《デザイン》を見せるのか、ご期待ください。
 古井は今回、「WEBG」と「ぐるぐる回る超短編」そして「瓦礫」、この三つを担当しています。WEBGでは読みやすさを捨て変な紙面を作ることに注力し、そしてぐるぐると瓦礫では……どうなるか、これを書いている段階(八月一日)では制作に入っておりませんので明言はできませんが、やっぱり変なものを作るでしょう。普通のものはいくらでも作る機会がありますので、今回は何をさておき変なものを求めていこうと考えています。さて、その目標は達成できているでしょうか?
 それではまた次号でお会いしましょう。

制作班PDF部門長 古井 新




 今号で初めて小説作品の制作に携わりましたが、改めて奥の深い世界だと痛感しました。見やすく、なおかつ作者の意図をクリアを伝える制作を目指したい――と書いて、これは編集をしていたときに考えてたことと一緒だな、と気付きました。作品と読者をつなぐ立場として、これからも精進していきたいと思います。

制作班PDF部門員 キセン




 特集小説の編集に関わるのはこれで三回目だが、今回の特集小説には自信を持っている。全体的に作品の質が向上していることもあるが、編集班の増員もその片鱗を担っていると私は考える。今回は実質、三人で編集を行うこととなったのだが、一人の担当が少ない分、一作一作に集中して編集を行うことが出来た。今回の特集小説はすべてがお薦めであるし、読者が面白い! と唸る姿を私は鮮明に想像することが出来る。

宣伝班長・編集班第一特集部門長 夏目 陽






 今回はひと味ちがうと言っていいだろう。

 各参加者から寄せられた小説とイラストとを、作品のかたちにして読めるようにする。今まで文芸スタジオ回廊が行ってきたのは、それだけと言っても差し支えないだろう。しかし、今回は対談とブックガイドを用意した。「世界の終わり」という特集に対し、その言葉に秘められた可能性を模索する対談と、その言葉に関連しそうな小説の紹介とリストアップしたのだ。参加している作者にのみ価値ある雑誌から、一読者としても価値ある雑誌へ。より大勢にとって魅力的な雑誌にするべく、文芸スタジオ回廊は日々、努力と精進とを重ねている。
 また、今回から座談会を廃止した。とは言え、作品について語り合う場をなくしたわけではない。今回からは回廊メンバだけで行う合評会を開始したのだ。こちらは座談会と異なり、閉鎖的な空間であるし、ログが関係者以外に見られることはないので、より忌憚のない意見が交わされたように思う。これによって各参加者のモチベーションの向上も見受けられたし、次号以降、より一層、面白い作品が掲載できることを期待したい。

 さあ、凱どきをあげるのは、もう充分だろう。
 次号は繁栄の十三号。謳え躍れよ。


オンライン文芸マガジン『回廊』編集長 秋山真琴 拝

この作品をはてなブックマークに追加この作品をはてなブックマークに追加

目次へ戻る