2007年09月27日

◆第13号の見所【創作特集】その5 このエントリーをはてなブックマークに追加

 どうも、副編集長の恵久地です。
 5回に渡りお送りしてきました「第13号の見所【創作特集】」ですが、特集小説の紹介は本日が最後です。
 今後の宣伝予定を簡単にご案内しますと、【創作特集「イラスト」紹介】→【作家特集「久住四季」紹介】→【「読切小説」・「連載小説」・「超短編小説」紹介】、以上のような流れになります。
 第13号発行日の10月15日まで、たたみかけるように宣伝していきますよ。

 それでは最後に紹介いたします特集小説は、添田健一先生の作品。

・創作特集『流れる月の王国』添田健一/作

 こちらは編集長の秋山真琴が、打ち合わせのさいに絶賛した作品です。
 内容についてはファンタジーに位置づけられると思いますが、いわゆる娯楽に特化したライトなものではなく、海外翻訳物の幻想小説に見られる重厚さと、なめらかで緻密な文体を兼ね備えています。

 私としては、ジュブナイル小説としても紹介したいところですね。
 登場するのは少年と少女の兄妹なのですが、子供をキャラクターとして書く小説は最近でもありますが、この作品のようにそのままの子供を純粋に書いた小説は、なかなか少なくなりましたね。
 ライトノベルが登場する以前は、こうした作品が児童向け小説の主力だったものですが。

 個人的には、サン=テグジュペリ『星の王子さま』にも通じるものを、雰囲気として感じましたね。 
 盲目の少女が発するところの「大切なものは、目に見えない」というメッセージ。
 また作中のシンボルとして柏の大樹が登場しますが、あちらもバオバブの木が登場しますしね。
 まぁ、あまり多くを語るとネタをばらすことになりますので、この辺りにしておきます。

 というわけで、『流れる月の王国』添田健一/作
 特集小説の大トリを飾るにふさわしい秀作ですので、掲載のさいは是非お読みください。

 また、こちらのウェブサイト「西荻看書詩巻」では、添田先生のブログを掲載中です。
 リンク欄から添田先生の過去作品を読むこともできます。
 今回は本当に、熟練の方々にご参加をいただけていますね。

 宣伝の方はまだ続きますが、特集小説の原稿をお寄せいただいた作家陣の方々に、この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

| 投稿者 : 恵久地健一@副編集長 | 投稿時刻 : 2007年09月27日 22:13

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