2008年03月07日

◆第15号告知~特集小説その2~ このエントリーをはてなブックマークに追加

 どうも、皆さま。宣伝班による最新刊『回廊』第15の告知です。
 前回から続きまして、今回も特集小説に掲載される作品を紹介いたします。
 ということで、本日のご注目はこちらの6作品。

 まず最初に。
 学校の補習を休み、海へ向かう少年と少女。もどかしくも輝かしい恋愛未満の物語。
・「僕らは海に捨てに行った」著/蜜蜂いづる

 続きまして。
 作者の通学体験を元に、悲壮な覚悟で隅田川の橋を渡る主人公を描く。
・「隅田川、」著/キセン 

 さらに続きましては。
 作者が作品と対話するかのような叙情味のある文体で、冬の北海道を訪れた主人公を語らせる。 
・「回帰」著/長屋言人
     
 どんどん行きます。
 海辺でのデートで見つけた一通のメッセージ・ボトルが、主人公に運命の選択を突きつける。
・「fortune」著/三澤未来

 さらにこちら。  
 薄幸の人生を緻密な文体で描いた書簡小説。その手紙を読み終えたとき、主人公の迎えた結末とは。
・「寄る辺なさに」著/小田牧央

 そして本日の結び。
 今回の特集枠で唯一の超短編作品。空と、銃声と、終わりのない結末。
・「THE STARTING POINT」著/クサカベアヤ

 以上が特集小説、中盤の6作品。編集長の言葉を借りれば、喪失のラインナップとなります。
 旅は人を育てるといいますが、成長するというのは過去の自分を失うことでもあります。
 思えば他人に守られていた未熟な自分にこそ幸福を見ながらも、人は前に進むことしかできません。

 この人生は旅である、その旅は片道切符の旅である、というのは吉川英治先生のお言葉。
 ジ・アライブ・イズ・トラベル、トゥ・ハーフウェイ。

 自信のない英語はさておき、本日の告知はここまで。それでは、また次回。

| 投稿者 : 恵久地健一@副編集長 | 投稿時刻 : 2008年03月07日 23:54

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